【相性や性格、年齢差に性別も関係する】犬を多頭飼いする際の注意点

皆さん、こんにちは。
わんこ多頭飼い歴10年のShionaです。

我が家のわんこたち

この記事では、実際の私の経験を踏まえて、多頭飼い時の注意点やどのような性格のわんちゃんが多頭飼いに向いているかなどをまとめています。
多頭飼いを考えている方のお役に立てれば幸いです。

多頭飼いにはまず先住犬のしつけが重要

後住犬は先住犬の行動をまねる傾向があります

というのも、後住犬をペットショップから迎え入れたばかりの頃、トイレもまともに覚えていなかったのですが、先住犬がトイレシートにしているのを見て、それを真似するかのように後住犬も後を追って同じ場所にトイレをしに行ったのです。

初めに迎え入れた子のトイレのしつけにはとても苦労しましたが、後から迎え入れた子たちは先住犬のおかげもあってか、さほど手がかからなかったです。

なので逆に言えば、先住犬のしつけがされていないと悪い部分を真似してしまうということが考えられます。まずは、先住犬のしつけがきちんと出来てから多頭飼いをすることをおすすめします。

どんな性格の子が多頭飼いに向いている?

我が家には、トイプードルが3匹、マルチーズが1匹います。
経験上、同じ犬種の方が、性格や体格が似ていて飼いやすいです。
また、大人しい性格のわんちゃんや活発なわんちゃん同士は相性が合う確率が高いです。

我が家のトイプードルの子たちはみんな大人しく、優しい性格をしています。
最初は警戒心こそあったものの、だんだんと打ち解けてくれて今では姉妹に間違えられるほど仲良しです。

姉妹に間違えられるほど仲良しな、もこるな

逆に、飼い主さんに対する独占欲が強い子や、他のわんちゃんが苦手という子は返ってストレスに感じてしまうかもしれません。それにより、わんちゃん同士が喧嘩してしまうとうことも。

他のわんちゃんに対して攻撃性がなくフレンドリーな性格の子が理想です。
先住犬の性格が多頭飼いに向いているかどうか、しっかり見極めてから次のわんちゃんを迎え入れるようにしましょう。

また、ブリーダーやペットショップで気になったわんちゃんを見つけた際には、まずどんな性格の子か観察するとともに、店員さんにも詳しくわんちゃんの様子を聞いたりしながら、お迎えが可能かどうかを検討しましょう。

万が一、相性が合わないことが分かっても無理に仲良くさせようとせず、ゆっくりとならしていくことが大切です。

多頭飼いに年齢差は関係する?

多頭飼いをする上では、年齢差にも十分に考慮しなければなりません。
先住犬がシニア(7歳以上)の場合には、遊びに誘ってくる活発な子犬が近くにいるとゆっくり休めずにストレスに感じてしまうことがあります。

また、今まで以上に環境の変化が苦手になるので、場合によってはストレスが原因で体調を崩してしまうことも考えられます。
愛犬が年をとってからわんちゃんを迎え入れる場合には特に注意が必要です。

我が家のわんこたちはみな年齢が近く、一番離れている子で11歳と7歳です。
あまりに年齢が近すぎても、シニア期を迎えるタイミングが被るので、飼い主の負担が大きくなったり、立て続けにわんこたちが旅立ってしまったりと悲しい思いをするかもしれません。

実際に年齢差は4〜5歳くらいがいいと言われています。

先住犬の性別が異なる場合

一般的に去勢をしていないオス同士は、ケンカをする可能性が高いと言われています。

ですが、わんちゃん同士の相性が良ければ大丈夫なパターンもあります。
また、メス犬の発情中は去勢したオス犬にとっても情緒不安定になりやすいです。

我が家のわんこは1匹が男の子で、後の3匹は女の子なのですが、避妊手術をしていなかった頃、発情中にはメス犬を求めて昼夜問わず遠吠えをしたり、一日中落ち着きがない状態でとても大変でした。

避妊手術をしてからは、そういった事もなくなり安堵しました。

万が一、性別が異なるわんちゃんを迎え入れる場合には、交配により飼いきれない子犬が産まれてくるのを防ぐためにも、避妊手術を行うのが賢明かと思います。

多頭飼いの際はケージは別々に

多頭飼いの際、ケージは先住犬とは別に用意してあげることをおすすめします。
というのも、ケージは犬にとってリラックスできる場所であり、一つのケージにわんこを一緒にしてしまうとストレスも溜まる上に、喧嘩の原因になるからです。

我が家も頭数分ケージを用意しています。
わんこたちは自分のケージがどれだかをきちんと把握しており、「ハウス!」と言うと、みんなそれぞれケージに入っていきます。

我が家のドッグルームのケージ

ご飯をあげる際にも、それぞれのケージに入れて食べさせています。
他のわんこと取り合いになったり、邪魔されることもないので、みんな落ち着いて食べることができます。わんちゃんの早食い防止にもなるのでおすすめです。

ケージでお留守番させる場合は、別々のケージにしておけば喧嘩の心配もないですし、飼い主さんも安心して外出できますよね。
放し飼いでお留守番させる場合には、先住犬と後住犬がお互いの関係に慣れてからにしましょう。それまでは、別々のケージでのお留守番がベターです!

おわりに

いくらわんこ同士の相性が大切と言っても、人間もそうですが実際に一緒に住んでみないと分からないこともありますよね。ペットショップでは大人しい印象だったのに、家に連れてきたら活発な暴れん坊さんだったなんてことも。

我が家のマルチーズが正しくそうだったのですが、この子が来たことにより、大人しくて引っ込み思案な性格だった先住犬が、表情も明るくなり自己主張するようになりました。
万が一、性格が違っても良い方向に行くパターンもあります。

猫を被っていたマルチーズのここな

後住犬は環境への適応が早くても、先住犬はこれまでと生活が変わって、自分の縄張りに他のわんこが来るわけですからストレスを一段と受けやすいです。
後住犬に上下関係を示すためにも、常に先住犬を優先してあげることが大事です。

わんことの楽しい生活を送るためにもよく考えた上で、次のわんこを迎え入れましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

るな♡
るな♡

最後まで読んでくれてありがとう!

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